独立開業とは>個人事業主と法人化のメリット、デメリット

個人事業のメリットには何があるのでしょうか？
個人事業は事業を辞めたい時に簡単に辞められる。
設立費用や廃業費用が原則としてかからない。
屋号や事業目的などを変更しても登記手続が不要。
デメリットは、
契約時の信頼度がなく、大きな契約に結びつきにくい、
融資においても銀行の審査が通りにくくなりますし、
また負債を負ったときに無限責任となり負債がすべて
個人に集中します。

法人化のメリットはどうでしょう？
会社の信用度（対取引先、対金融機関）が大幅にアップする。
資本金の額が１０００万円未満の新設会社は、会社の売上額
に関係無く、最初の２事業年度は消費税の免税事業者になれる。
会社の資産を法人名義にすれば、原則として子供などへの
事業承継時に相続税がかからない。
個人事業より法人の方が適用される超過累進税率が低い。
デメリットは、
例え事業が赤字でも法人住民税の均等割り（７万円程）
を納付する必要が有る。
たとえ経営者でも法人の資金・資産を勝手に使うことは出来ない。

会社を法人化すると、
「もう後へは引けない」という感じがしますが、
個人事業主と法人化のメリットとデメリットを客観的
に比較した場合、腰を据えて事業に取り組む場合は、
会社を法人化した方がメリットがあるように思えます。