独立開業とは>あなたの年齢は？独立開業するの為の適性年齢

「若いうちに起業した方が有利だ！」
一般的には、このように言われています。
若いうちは失敗を恐れずに、何事にも果敢に挑戦できます。
また、やり直しもきくということです。
もちろん、やり直しを前提に独立するわけではありませんが、
現在の収入以上に稼ごうと情熱、体力があります。

では、中高年の独立は、実際にはどうなのでしょうか？
ある調査では、高齢になるほど「創業実現率が高い」という結果が
出ている一方、「廃業率が高い」という結果も出ています。
独立を実現できるということは、中高年者には、
それだけ行動力があり、知識や経験も持ち合わせいます。
一方で、失敗の確率が高いというのはどういうことでしょうか？
考えられる理由には、高齢になるほど、プライドが邪魔をして
失敗を恐れたり、柔軟性がなくなり変化に対応できなかったり、
若いときほど情熱、体力が持続できなっかたりなど、
さまざまな理由があると思います。

そして、もう一つ「生活レベルの高さ」が、廃業率が高い原因
の一つだと思います。
中高年になれば、家族のためのお金、住宅ローンのためのお金、
付き合いのためのお金など、若いときに比べると、出費がかなり
増えていきます。
２０代の人が、独立して月収３０万円であれば、ひとまず成功かも
しれませんが、中高年者の方の月収３０万円では、失敗になって
しまうかもしれないのです。